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Text File  |  1995-10-21  |  8KB  |  97 lines

  1. Song Of Earth Read Me(last updated:95 10/21)
  2.  
  3.     (一部のアイコンはみずすまし氏提供による物です。有り難うございます。)
  4. Song Of Earth Ver 2.0                 
  5.  
  6. 「Song Of Earth」をダウンロードして頂き、有り難うございます。
  7. SongOfEarthの最初のリリースから1年近く経ってしまいました。
  8. その間、いろいろアドバイスや励ましのメールを頂きました。この場を借りてお礼を申し上げます。登録ユーザーの方にはお手数ですが、連絡を下さい。開発中にHDが吹き飛んで登録ユーザーのデータの一部が消えてしまいました。(^^;ごめんなさい。
  9.  
  10. ●Ver1.0からの変更点
  11.     メニューがアイコン表示になった。
  12.     安定性の向上
  13.     ゴミ箱機能の追加
  14.     フォルダ移動サポート
  15.  
  16. ●ゴミ箱機能の追加
  17.     ゴミ箱にいちいちドラッグしなくても、捨てたいファイルを選択してコマンド+Tを押すだけで勝手にゴミ箱に行きます。(^^)また、その際にゴミ箱を空にするかどうかを、コントロールパネルから設定出来るようにしました。
  18.  
  19. ●Song Of Earthという名前の由来はこれからの説明でわかりますが、このプログラムは単体では何も出来ません。有能なツールが合わさってこそ大きな力を発揮します。環境破壊や人心の荒みなどが指摘されて(しかし、パソコンこそその最たる物であるという矛盾があるのも事実ですが)いる今日です。エゴを張り合わずに調和を説いた「小欲知足」という美徳を忘れているからかもしれません。ああ、話がそれた。まあ、ちょいとキザですが、ツールが和をなしてさらに大きなパワーを持つということで、「大地の歌」と名付けたわけです。はい。
  20.  
  21. ●Drag&Dropのインターフェイスはなかなかにいいインターフェイスではあります。しかし、パワーユーザーとなれば、そのツールがデスクトップに散らばります。雑誌なんか読んでいますと、いかにもパワーユーザーのデスクトップはそれなりにびっしりとツールのエイリアスなんかが並べられていたりします。ですが、これはあまり勧められたものではありません。Finderの処理が重くなりますし、メモリも足りなくなります。(Finderは表示するアイコン、ウィンドウの情報をメモリに持っていくため、多くのアイコン、ウィンドウを開いていると、Finderにそれだけ負担がかかっているのです。)さらにDrag&Dropを障げるものに、ウィンドウがあります。ウィンドウが開いていると、それを閉じるかどけたりしなければならず、これもいらいらします。これらの問題を解決すべく様々な補助ツール(アイコンを小さくしたり、ウィンドウを小さくしたり、Drag&Dropを一カ所でまとめてするなど)が出てきましたが、私にはいまいち満足のいくものではありませんでした。
  22.  
  23. ●通常はDrag&Dropをするには、ファイルをセレクトして、そしてそのファイルをDropしたいところまでDragしてそこでDropするわけですが、先程で述べました通り、ウィンドウが開いたりして邪魔な時や、Drag&Drop自体、時間のかかる作業だったりするわけです。そこで、Dropの部分をメニューでやってしまうのが、Song Of Earthです。
  24.  
  25. ●まず、実際にやった方がわかりやすいと思います。SongOfEarthをシステムフォルダにドラッグしてリスタートしてみてください。再びマッキントッシュが起動されたら、システムフォルダにある初期設定フォルダを開けてみて下さい。「SOE」という名前のフォルダが出来ている筈です。さらにこの中に「*SOE*」というフォルダが出来ています。この「*SOE*」フォルダのなかにDrag&Dropのツールを入れて下さい。ファイルはエイリアスでなく本体の方を入れて下さい。
  26. (古くから使っているユーザーへ:この様にフォルダの階層が深くなったのはさらに次のバージョンで大幅な仕様拡張をする予定ですので、その布石としてです。今までのSOEフォルダは削除して下さい。)
  27.  
  28. そして「Rebuild SOE Menu」を選んでみて下さい。SOEメニューが新たに組み直されているはずです。これでOKです。
  29.  
  30. それでは、なにかDropしたいファイルをセレクトして下さい。そしてその上で(Dragはしないで下さい(^^;)、メニューからDropしたいツールを選んで下さい。どうでしたか?
  31.  
  32. ●以上のことからわかると思いますが、デスクトップにツールのエイリアスを置く必要がなくなりますのですっきりすることがわかると思います。また、ドラッグなども必要なくなるので作業が迅速に行えるようになります。
  33.  
  34.  
  35. ●作者は以下のように使っています。
  36.  
  37. 例えば、パソコン通信でダウンロードしてきたプログラムがあって、そのマニュアルがJEditでかかれていたとしましょう。いつもならそのままダブルクリックしてむりやりTeachTextで読ませるか、クリエータを変更したりしていましたが、SOEがあればメニューから一発です。さらに、DropStuff,StuffItExpanderなどを使えばアーカイブの作成、解凍も一発で出来ます。(MagicMenuのコンフリクトにお悩みの方は、こちらで試してみて下さい。)クラリスワークスとか様々なフォーマットに対応しているワープロ、ツールがあればさらに快適になると思います。クリエータを変更しないでも一気に読み込めますし。
  38.  
  39. ●Tips
  40. ・なにもファイルがセレクトされていない場合は単なる起動をしますので、アプリケーションラウンチャとして使えます。
  41. ・当然、アプリケーションスイッチャとしても使えます。
  42. 但し、これはOpenDocmentイベントにダイレクトパラメータとしてヌルのデスクを渡していますので、きちんと処理していないアプリではこける可能性があります。まあ、そんないい加減なアプリは見たこともないし、あっても誰も見向きもしないでしょう。(^_^;
  43. ・プログラムの名前だけでは何をするのかわかりづらい時、プログラムの名前を、例えば、StuffItExpanderを「圧縮ファイルを解凍する」とでも変えておけばそのままメニューに反映されます。
  44. ・ツールがすでに起動されている場合は、そのツールに直接OpenDocmentEventを送りますので、レスポンスを高速にしたいかたは、StartUpフォルダなどにいれておくかして、あらかじめ起動しておくとよいかと思われます。
  45. ・AppleScriptのDropを作っておけば、AppleScriptを実行することも出来ます。
  46.  
  47. ●シェアウエアにも係わらず作者が多忙な為に、半年以上に渡ってバージョンアップもせず、ほとんど放棄されていた状態でした。その間も、SongOfEarthに関する問い合わせのメールや、励ましのメールが届いていました。本当に有り難うございます。
  48.  
  49. ●これからDrag&Dropプログラムを作ろうとしている方へ
  50. SongOfEarthの原理は、Finderが行っていることを代わりにやるということです。
  51. すなわち、別にSongOfEarthを意識しなくてもOpenDocumentイベントを含んだ必須AppleEventに対応してさえすればOKです。
  52. ですが、よりSongOfEarthの利点を生かして快適なツールを作ろうと思われる方は、以下の点を考慮してみて下さい。
  53.  
  54. Drag&Dropはそのインターフェイスの簡便さが売りですから、必要以上に起動後に複雑な機能を盛り込まない方がよいと思います。例えば圧縮関係でしたら、展開、圧縮、コンバートなどいろいろ考えられますが、それをてんこもりするのではなく、展開なら展開だけにしぼってみて下さい。Dropがすなわち「コマンド」であるという感覚で使えるようにするべきです。
  55.  
  56. より高速なレスポンスをするために、あらかじめ起動させておいといた方がいいですが、ユーザーにはより透明な、ツールというよりはコマンドとして使って欲しいときは、'appe'というシグネチャを持つアプリケーションエクステンションを作られるとよいと思います。これは機能拡張書類として認識され、機能拡張フォルダに入れられて、起動時にバクグラウンドオンリーのプロセスとして読み込まれます。アプリケーションメニューにも出てきませんのでユーザーはその存在を直接には知ることが出来ません。このファイルのエイリアスをSOEフォルダに入れておけば、SOEメニューにコマンドとして認識されます。
  57.  
  58. ●このプログラムの使用に因る被害等にはなんら責任を持たないとします。(バグフィックスはもちろんしますが)
  59.  
  60. ●タイトルにある英語のメッセージは、チベット仏教の英語の本を読んでいて、気に入ったものです。日本語に訳してみると、(こういう本って日本語ではなかなか出ないんですよねえ)あっているかどうかちょっと自信がないですけど、結構綺麗な文章だったりします。
  61. (註:このアバウトメッセージはバージョンアップの際にファイルの容量を喰うだけですので、削除されました。でも出発点を忘れない為に、マニュアルにだけ残してあります。)
  62. (文献:Tantric Practice in Nying-Ma By Khetsun Sangpo Rinbochay)
  63.  
  64. ホー
  65. 全ての生きとし生けるもの
  66. 水面に映しだされた月のような幻影に引きずられ、
  67. 輪廻の中を浮沈している、彼ら全てが
  68. 大いなる自性の目覚めとクリアーライトの中に
  69. 安住することが出来るように
  70. 大いなる大乗の四無量心の誓いを
  71. ここに致します。
  72.  
  73. 木村 映善@北海道大学医学部
  74. Nifty-ID    :VFE07663(現在はあまり使われていません。)
  75. Internet    :kandalva@ppp.bekkoame.or.jp(北大は学生にアカウントをくれないのです。(;_;))
  76.  
  77.  
  78. 【変更歴】
  79. Ver1.0
  80.     System7.1でFinderそのものにパッチを当てる。が、トラブル続出の為に
  81.     急遽、Ver1.0bになり、このバージョンはほぼ幻である。
  82. Ver1.0b
  83.     AppleScriptを内部でコントロールする方法に切り替えた。しかし、
  84.     当時はスクリプティング機能拡張が出回っていなかったため、かなりの
  85.     方に混乱をもたらした。(^_^;
  86. Ver2.0
  87.     AppleScriptが標準でサポートされるSystem7.5に正式に対応。
  88.     この時に、SymantecC++からCodeWarrior CW6に移植。
  89.     アイコン表示、システムの負担の軽減などを図る。ゴミ箱機能の追加
  90. Ver2.0a
  91.     メニュー表示がおかしくなるバグを直した。
  92.     フォルダ機能の追加
  93. Ver2.0a
  94.     現在リリースされているバージョン
  95.  
  96.     
  97.